とおせんぼ?


人が手を入れなくなり、通らなくなったりすると、自然はオレサマの時代とばかりに力を発揮する。

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尿前の関を、なかなか通してもらえなかった芭蕉は、かなりの時間を要して通過を許された。
その時詠まれた句碑が、芭蕉が通って約80年後に、慕う俳人たちによって建てられた。
その奥には、当時からあったであろうお薬師様の祀られた神社がある。
この倒木のさらに上に見えるのが、その屋根~~。一体どうやってあそこまで行けるだろう。
周りも草や木が茂っているというのに。

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本体は、この栗の巨木だった。落雷ででも打たれて倒れたのだろうか。それにしても太い。

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倒れた枝先の方は、こんな感じ、体を最高に低くし、目の前のイラクサを折り、蔓を踏んで~~前進。

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草むらの中に、天保6年と刻まれた燈籠の足を見つけた。

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やっと祠に到着。社殿は意外に新しい。近年まで参る人がいたということでしょうね。

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鬱蒼とした中に、苔むした手水鉢~、文字は全然読めない。
忙しすぎる現代、昔は賑わった道も忘れられ、人が歩くことも、参る人もなくなった。

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濃くなり始めた木々の傍らで、花をつける野草、実をつけるもの、
森の中では、当たり前に時が流れていた。


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by sidu-haha | 2016-06-08 09:21 | 自然 | Comments(10)
Commented by isao1977k at 2016-06-08 09:27
森の中はすごいのですね。
大木がこんな形になるなんてすごいです。
Commented by tenpousen6 at 2016-06-08 16:37
大変なところに行ってこられたようですね、人が面倒見ないとすぐに自然に戻ってしまうものですね。
Commented by 山小屋 at 2016-06-08 18:22 x
人が入らなくなると道も荒れてしまいます。
この倒木が自然に朽ちるまでにはまだまだ長い年月が
かかります。

エンレイソウ、フタリシズカ、ウリノキが静かに
出迎えてくれたようです。
Commented by timata-sn at 2016-06-08 18:49
sidu-hahaさん こんばんは
今日は薄曇りのお天気が続きましたよ。

可なり山の中へと踏み込まれたのですね。
天保年間に作られた灯籠の台が有ったのですね。
洞もその当時に作られ祀られて居たのでしょうね。
今はこの様にかなり荒れて居て、お参りする人も居なくなった
洞がぽつんと山中に取り残されて、寂しそうですね!!
Commented by cynchia at 2016-06-08 20:31
こんばんは、藪こぎですか、やりますね!
Commented by tomiete3 at 2016-06-09 08:27
おはようございます。

   人が入らなければ、自然の力で旺盛に茂ります。
芭蕉の足跡も消えてしまいそうですね。
Commented by usatyu4 at 2016-06-09 08:43
おはようございます。ここは「奥の細道」
のころは通ったところですね。
昔がしのばれて・・・・そんな感じがするところですね。
Commented by gigen_t at 2016-06-10 05:35
  イヤー 素晴らしい処を 案内して頂きました。当然ながら私の足では垣間見ることさえ出来ない世界、ジックリと 拝見いたしました。 素晴らしい世界にご案内賜りました。
 自然様は 逞しいですねー、
Commented by yukun2008 at 2016-06-10 13:03 x
こんにちは、先般、丹沢の山奥へ探鳥しに出かけたのですが山ヒルがたくさん居て逃げて帰ってきました。やはり涼しい高原と違って蒸し暑い小山は危ないようですね。
Commented by asitano_kaze at 2016-06-12 22:44
そうなんですね。緑が美しいですが、放っておくと覆い尽くしてしまいますね。
栗の倒木、今なお存在感を示していますね。
草に覆われた灯籠の跡そして手水鉢、歴史の重みを感じます。


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